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2014年06月12日

『時をかける稽古場』超ネタバレあらすじ

脚本・演出の冨坂です。
「あー、この芝居、こんな話だと知ってたら無理してでも見に行ったのに〜!」
こんな思いをしたこと、皆さんもありませんか?僕はあります。近いところだと、ドリルチョコレートの『あの世界』とか。ギリギリ千秋楽で間に合ったのだとヨーロッパ企画の『月とスイートスポット』などがそうです。そして、この作品も、もう少し中身を知ったら「なに!?」となる層のお客様が結構いる気がしています。

もちろん、前情報なしで観に来て頂けて驚いて頂くのが嬉しいというのはあるのですが、それよりも、中身知ったなら来てくれる、という方がいらっしゃるならドンドン中身は公開しまっせ、と。

ということで、『時をかける稽古場』超ネタバレあらすじです。
現在、チラシや当サイトにて公開しているあらすじは以下のものです。

超遅筆な脚本家率いる若手劇団「第六十三小隊」は、勝負をかけた公演を二週間後に控えながら、台本が1ページも無いという危機に瀕していた。
ある日、稽古場にて偶然タイムマシンを発見した劇団員達は起死回生の策を思いつく。
それは「稽古最終日まで行って、完成したあとの台本を取ってくる」というものだった…!


ですが、ここに書かれていることは、時間としても物語全体の4分の1、内容的にはもっと少ない程度の情報量です。ここから物語はスタートする、といっても過言ではありません。
なので、その続きを段階的にお見せしていこうと思います。

何段階かに分かれて完全にネタバレするあらすじが書いてあります。
文字で説明するのが大変煩雑な上に、割とザックリではありますが、物語の最後まで書いてあります。

映画のあらすじを的確にラストシーンまでまとめるのに定評のあるgoo映画を目指した、『時をかける稽古』超ネタバレあらすじ、それでは行きます。







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2014年04月11日

作品紹介 あらすじ

超遅筆な脚本家率いる若手劇団「第六十三小隊」は、勝負をかけた公演を二週間後に控えながら、台本が1ページも無いという危機に瀕していた。
ある日、稽古場にて偶然タイムマシンを発見した劇団員達は起死回生の策を思いつく。
それは「稽古最終日まで行って、完成したあとの台本を取ってくる」というものだった…!

2014年04月10日

作品紹介 上演にあたって

とうとう というか ようやく というか 満を持して 決行する、時間移動コメディです。
過去に名作・大作が出尽くしているうえに、作るの自体難しいうえに、王道すぎて照れくさい「タイムマシン」を、いまさら大手を振ってやってやろうと思います。
今回は、その小っ恥ずかしさを相殺すべく、もう一つ小っ恥ずかしい要素「演劇現場を描く作品」という設定をぶつけてみました。
自分達のやっていることを描く、演劇で演劇を描く、劇団が劇団を描く、という、これまた大層照れくさい設定です。
この地雷に地雷をかける捨て身の戦法は、果たして吉と出るか凶と出るか。

前作『ナイゲン』で少しばかり褒められてプレッシャーを感じた劇団が、この2014年の世に今さらお送りする、「タイムマシン」(←ぎゃー恥ずかしい)を使って「劇団という青春」(←ぎゃー)を描く「SFコメディ」(←)です。ご期待下さい。
脚本・演出:冨坂友